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新たな時代の変化に対応を 宮崎管工事協同組合

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▲写真は挨拶する古澤理事長、総会の模様

 宮崎管工事協同組合(古澤雄二理事長)は5月17日、宮崎水道会館で2019年度「第59回通常総会」を開催した。総会には多数の組合員が出席し、18年度事業経過及び収支決算、剰余金処分案、19年度事業計画案及び収支予算案、定款及び規約変更、員外理事の選任などの各議案について慎重に審議を行った。

 古澤理事長は、組合員の各種事業に対する支援に感謝の意を示しつつ、「適正な利益を生み出すとともに、市民へのサービスを理念として邁進する」と今後の運営方針を示した。一方で、山積する諸課題に対し「新たな時代の変化に対応できるよう環境を整備し、目標の達成に努めていく」と述べ、組合員に支援と協力を求めた。

 議長に井上和秋氏を選出して行われた議案審議では、18年度事業経過及び収支決算、剰余金処分案、19年度事業計画案及び収支予算案、定款及び規約変更、員外理事の選任等の各議案について慎重に審議を行い、全議案ともに原案どおり承認された。

 19年度の事業計画では、経営基盤の安定強化を図るため、組合受託業務の拡充に努力し、収益管理の徹底と経費節減に努めることほか、組合員の連携・協調を深め、団結力をもって事業活動に邁進すること、関連上部団体及び主務官庁への陳情・折衝に努め、調査・情報の収集及びその提供に努力することを確認。

 また、水道法改正に伴うコンセッション制度導入等の官民連携の多様化を見据え、新しい事業展開に備えた体制の整備を図る。資格取得に係る各種講習会・研修会の開催または支援を行い、人材の育成並びに技術向上に努めるとともに、災害対策計画及びBCPに基基づき、防災関係機関との緊密な連携体制を構築する。