▲写真は挨拶する後藤支部長、総会の模様
公益社団法人建設荷役車両安全建設荷役車両安全技術協会宮崎県支部(後藤健治支部長)は5月16日、宮崎市内で2019年度「支部定時総会」を開催した。総会には会員企業の代表が多数出席し、18年度事業、19年度事業計画及び収支予算について事務局から報告を受けたほか18年度決算や任期満了に伴う役員改選について審議を行った。
挨拶に立った後藤支部長は、特定自主検査の重要性について言及し、「労働安全に終わりは無い。我々が率先して特定自主検査の周知徹底を図らなければならない」と強調。「更なる発展のためには人材の確保・育成が最重要課題。協会として積極的に研修会などを開催し、人材の育成に努めていきたい」と意気込みを語った。
来賓として招かれた宮崎労働局健康安全課の岡本秀樹課長は、労働災害による死亡事故が大幅に減少した一方、休業災害が増加したことを指摘。「協会員の皆さんが一丸となって、労働災害の防止を心掛けて欲しい」と述べ、業務を通じて労災防止に貢献する会員一同に更なる支援と協力を求めた。
後藤支部長を議長に選出して行われた議案審議では、報告事項の▽18年度事業▽19年度事業計画▽19年度収支予算書―について事務局から説明を受けたほか、18年度決算及び任期満了に伴う役員改選案を満場一致で承認した。このうち役員改選では、後藤健治氏が支部長に再選された。
一方、19年度の事業計画に関しては、▽特定自主検査の周知と実施の促進▽検査員の養成と教育▽特定自主検査支援事業▽巡回指導等による事業内検査者の支援▽専門部会による未実施事業場対策の推進▽建荷協活動の広報▽フォークリフト運転技能講習▽行政機関等との連携▽適正な組織の運営―などに取り組むことを確認した。
*新役員は次のとおり(敬称略)
▽支部長=後藤健治(コマツ宮崎)
▽副支部長=山崎広(トヨタエルアンドエフ宮崎)、深見賢治(キャタピラー九州)
▽理事=尾花浩二(日立建機日本)、山元耕二(コマツカスタマーサポート)、藤森勇(洋南重機)、田中正敏(田中建設機械)
▽監事=奈良榮郎(奈良鐵工)、三輪純司(八興自動車整備)。