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益田設計事務所が設計落札 上長飯一万城地区体育館

 都城市は5月14日、指名競争で「地区体育施設耐震改修整備事業上長飯一万城地区体育館移転新築工事に伴う設計委託」の入札を執行し、益田設計事務所が2121万円で落札した。委託期間は2020年3月13日まで。税抜の予定価格は2757万1000円だった。

 建設から多年が経過し、施設や設備の老朽化が進む上長飯一万城地区体育館を都城東公園(敷地面積3800m2程度)に移転新築し、地域に於ける健康増進及び生涯スポーツの振興を図る。整備期間は19年度~22年度を予定し、19年度は施設整備に係る設計及び調査を行う。

 移転新築する地区体育館の計画規模は、RC造・S造平屋建、建築面積は1000m2程度。必要諸室として、▽玄関ホール▽管理室▽用具倉庫▽女子更衣室▽多目的トイレ・男子トイレ・女子トイレ▽シャワー室▽倉庫―などを見込む。地域防災計画に基づく避難所機能も検討する。

 当該業務では、地区体育館整備に係る基本・実施設計のほか、都城東公園公衆便所新築工事(木造平屋建30m2程度/男子便所・女子便所・多目的便所)に係る基本・実施設計や、敷地内にある児童プール(RC造700m2程度)及びそれに附属する施設の解体工事に係る設計も行う。

 入札の指名業者は、益田設計事務所、ヨシモト企画設計、エース建築設計、建人設計、八光開発コンサルタント、黒岩建築設計、旭総合コンサルタント、東建築設計事務所の8社だった。