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通学路を清掃、子ども達と朝の挨拶 渡部工務店と八日会

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▲写真は挨拶する渕本会長、渡部会長、活動の模様

 株式会社渡部工務店(渡部孝寿代表取締役社長)と協力会社で組織する八日会(渕本浩二会長・渕本木材)は5月14日、国富町立森永小学校の通学路周辺で2019年度「春の交通安全活動及び美化活動」を行った。同社及び八日会から約30人が参加し、路上に落ちているゴミを拾いながら、子ども達と朝の挨拶を交わした。

 全国交通安全週間の実施期間に合わせて、同社と八日会が毎年取り組んでいるもの。地域美化を目的とした清掃活動に加え、子ども達が安全に通学できる環境づくりの一環として声掛け運動を行い、学校関係者や保護者、地域住民からも歓迎されている。

 小雨の降る中、早朝から現地行われた開始式で、八日会の渕本会長が挨拶。「新一年生も入学から一カ月が過ぎ、学校生活に慣れてきた頃。皆さんの優しい声掛けをお願いしたい」と参加者一同に呼び掛けた。

 渡部工務店の渡部重隆会長は、各地で発生している児童を巻き込んだ事故を引き合いに「改めて交通安全の意識を高めなけれはいけない」と指摘。「子ども達の心の教育に繋がるよう、地域で育て、見守っていくことが必要」と活動の意義を強調した。

 作業では、参加者が6つの班に分かれ、それぞれのエリアで落ちているゴミを拾い集めながら、登校する子ども達に明るく声を掛けた。子ども達も元気良く挨拶を返し、登校する姿が見られた。作業後の道路は見違えるほどに綺麗になっていた。

 渡部社長は、「落ちているゴミが年々減ってきているのを実感している。これも活動の成果であり、皆さんの協力なくしてはできないこと」と参加者の献身的な尽力に感謝の意を示した。