建設ネット企画画像 四角 四角

魅力ある組合づくりへ共に邁進 宮崎県貯水槽清掃協同組合

B00056318_2   B00056318_4   B00056318_1

▲写真は日髙副理事長、表彰式、総会の模様

 宮崎県貯水槽清掃協同組合(関谷延行理事長)は5月15日、宮崎市内で2019年度「第32回通常総会」を開催した。総会では、組合訓の「団結・協調・調和」を全員で唱和し、日髙一郎副理事長が組合の基本方針を朗読。議事では、18年度の事業計画案及び収支予算案、19年度事業計画案及び収支予算案などを審議した。

 挨拶で関谷理事長は、老朽化に伴う公営住宅や民間共同住宅等の建替で直結化等が進展するなど、給水形態の見直しにより貯水槽清掃が減少傾向にあることを指摘。時代の変化への対応として、レジオネラ対策講習会を開催していることなどを説明し、「魅力ある組合づくりに向けて組合員と一緒に取り組んでいきたい」と述べた。

 その後、来賓として招かれた宮崎県福祉保健部衛生管理課の木添和博課長、宮崎市保健所健康管理部保健衛生課の甲斐清孝課長、宮崎県中小企業団体中央会の松岡弘高事務局長が挨拶。木添課長は、安全・安心な飲料水の安定的な確保に組合員の協力が不可欠であることに言及し、水道行政に対する更なる理解と支援を求めた。

 藤田ひふみ氏を議長に選出して行われた議案審議では、18年度事業報告及び決算報告、19年度事業計画案及び収支予算案、委員会規約の一部改正、監事補充選挙などの各議案について慎重に審議を行い、いずれの議案も原案どおり了承された。監事補充選挙では、河野光俊氏(宮崎メンテナンス)が新監事に選出された。

 19年度の事業計画では、貯水槽清掃作業に係る統一書式を活用し、専門業者としてのスキルアップを目指すことや、行政機関と連携した研修会の開催を通じて貯水槽水道の適正管理を推進すること、新たな経営者や担当者の参加意識と連携体制の強化を図ること、レジオネラ汚染防止のための講習会を開催することなどを確認した

 同日に行われた表彰式では、貯水槽清掃従事者研修の受講歴が10回以上となった▽鈴木康夫氏(桂防災)▽佐藤清幸氏(第一ビル管理)▽倉永安光氏(宮崎総合ビル管理)▽宮崎繁氏(前同)▽相原和也氏(延岡淨化槽)▽浅井由明氏(ワーキング)▽黒田徳久氏(日向衛生公社)▽戸井敏夫氏(ひだかビルシステム)―に表彰状が贈られた。