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青島プロジェクトと基本協定締結 青島ビーチサイド活性化PJ

 宮崎市青島2丁目の旧青島橘ホテル跡地(敷地面積1万8048m2)の再開発に向けて、土地を所有する宮崎市大字折生迫財産区(財産管理者=戸敷正宮崎市長)は4月26日、事業者である青島プロジェクト株式会社(山本順二代表取締役)と「青島ビーチサイド活性化プロジェクト」に係る基本協定を締結した。

 青島ビーチサイド活性化プロジェクトは、民間の資金とノウハウを活用し、青島地域に観光の要となる拠点を整備することで、観光客の誘客及び観光消費額の増加を図り、地域経済の活性化を図るもの。市は広く事業提案を求め、2017年9月に同社を構成員とするアラタナグループを優先交渉権者に決定していた。

 同社が計画する施設は「AOSHIMA BEACH VILLAGE」(青島ビーチヴィレッジ)。参道から利用者を迎え入れるエントランスプラザ、地元食材を活用したレストラン、バーベキュースペース、プール、コワーキングスペースのほか、宿泊用のコテージ4棟、トレーラーハウス2台を整備する計画でいる。

 敷地南側に配置するエントランスプラザやレストラン、バーベキュースペース、プールを優先的に整備し、これらの施設を20年夏にプレオープンする。北側に配置する宿泊用のコテージやトレーラーハウス等は来春に着工する予定。21年夏の全面オープンを目指している。総事業費は8億円程度を見込む。