建設ネット企画画像 四角 四角

多くの来場者で会場大いに賑わう 米良企業Gが高岡感謝祭

B00056241_3   B00056241_2   B00056241_1

▲写真は挨拶する米良社長、船ケ山社長、会場の模様

 米良企業グループの株式会社共立電機製作所(米良充典社長)と株式会社共立電照(船ケ山保幸社長)は4月27日、宮崎市高岡町内の同社敷地内で「高岡感謝祭」を開催した。同社が高岡の地に移転して7年が過ぎ、地域に恩返しをしたいという想いから計画された初の試み。当日は晴天に恵まれ、早朝から多くの家族連れなどで賑わった。

 数か月前から若手社員を中心とした実行委員会が計画を練り上げ、大人から子供まで楽しめるよう多種多様な企画を考案した。開会式で挨拶に立った共立電機製作所の米良社長は「この地に移転して早7年目。今日は一日、イベントを楽しんでいただきたい」と挨拶した。

 昨年12月に竣工した「植物工場808MERA」では、栽培されたサニーレタスなどを摘む模様が大型スクリーンに映し出され、収穫した野菜をステージに搬送。初の収穫を来場者と共に喜び、収穫した野菜は来場者全員に配られた。その場で袋から野菜を取り出し、苦みを抑えたレタスを野菜嫌いな子ども達が笑顔で頬張る姿も印象的だった。

 会場イベントでは、人気キャラクターのショーやジュースの早飲み大会、高岡小の金管バンド、大声大会、こどもえんステージを開催。地元の食事処ブースも出店され、地元食材をアトラクションとともに楽しんでいた。8チームがエントリーした綱引き大会では、手に汗握る名勝負が繰り広げられ、高岡町民チームが優勝した。

 イベントのフィナーレでは、ケースいっぱいに用意された餅や菓子のせんぐまきが行われた。家族で来場した鈴木さんは「本当に一日楽しめた。工場の横をいつも車で通っていたが、工場の中はどうなっているのか気になっていた。工場見学ツアーもあり、更に興味を持った」と話した。

 閉会挨拶で共立電照の船ケ山社長は、「初の試みで行き届かない点もあったが、来場された皆さんに笑顔で楽しんでいただき、イベントを開催して良かったと感謝している。来年4月には更に趣向を凝らしイベントを開催したい」と話した。