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協会名称を変更、新たなスタート 宮崎県産業資源循環協会

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▲写真は挨拶する田村会長、改名式の模様

 一般社団法人宮崎県産業廃棄物協会(田村努会長)は、4月1日から「一般社団法人宮崎県産業資源循環協会」に名称を変更し、新たなスタートを切った。同日には、田村会長をはじめとする協会役員や歴代の協会長ら多くの関係者が事務局が入居する宮崎日赤会館に集合し、新たな看板のお披露目と掛け替えを行った。

 これまでの産業廃棄物の処理の「受け手」から、時代の要請を踏まえて資源やエネルギーを再生していく「担い手」として、循環型社会の推進に寄与していくため、都道府県を単位とした産業廃棄物処理業者の団体で組織する全国産業廃棄物連合会は、昨年4月から「全国産業資源循環連合会」に名称を変更している。

 各都道府県の協会が「産業資源循環」を使用した名称の変更を進める中、宮崎県産業廃棄物協会は昨年6月に開いた通常総会で、平成31年4月1日から協会名称を「宮崎県産業資源循環協会」に変更することを決定。去る1日の名称変更に合わせて、協会の役員らが新たな看板の披露と掛け替えを行った。

 佐藤修一副会長や山下栄副会長と新たな看板を披露した田村会長は、名称変更に至った経緯や趣旨を説明。「身が引き締まる思い。新たな気持ちで協会運営に努力していく」と意気込みを語り、産業資源循環社会の推進に向けて、会員各社の従業員教育の支援や産廃業者の優良認定制度の普及に努めていく考えを示した。

 前身の任意団体から社団法人に移行した協会発足時の会長だった押川清二氏は、「長きにわたってその時々の会員が協会の名を守り、努力していただいて今がある。ひとつの歴史が終わり、寂しい気持ちもあるが、新たなスタートを迎えて嬉しい気持ちでいっぱい」と語り、更なる発展へ努力してもらうよう呼び掛けた。