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瓜生野小学校のトイレを無償で洋式化 江坂設備工業

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▲写真は挨拶する鳥山社長、贈呈式の模様

 宮崎市の江坂設備工業株式会社(鳥山貴生代表取締役社長)は、同社が展開する「スマイルトイレプロジェクト」の一環として、宮崎市立瓜生野小学校に洋式トイレを寄贈した。4月23日に鳥山社長が同校を訪ね、生徒の代表に記念プレートを手渡した。

 県内学校施設のトイレの洋式化率が低いことを踏まえ、今年5月に創業50周年を迎える同社は、記念事業の一環として2016年度にプロジェクトを開始。社業を生かした地域貢献として、学校のトイレを無償で洋式化する活動に取り組んでいる。

 これまでに西池小、檍小、宮崎南小、国富小、大淀小、加納小、住吉南小の7校でプロジェクトを実施。8校目となる瓜生野小学校では、学校生活に支障を来さないよう、春休み期間中に体育館前に設置された男女各1組の和式トイレを洋式に改修した。

 23日に行われた贈呈式で、鳥山社長は「トイレを我慢せず、長く綺麗に使ってもらえれば嬉しい」と話し、記念プレートを手渡した。生徒の代表が「1・2年生も安心してトイレを使うことができる」と述べ、全員で声を合わせてお礼の言葉を述べた。

 同校の宮越哲一校長は「トイレは私たちの毎日の生活になくてはならないもの。家庭のトイレはほとんどが洋式であり、低学年生は慣れるのに時間がかかることもある。綺麗で使いやすくなったトイレを感謝しながら使って」と生徒に呼び掛けた。

 同社は学校関係者とも連携しながら、今後も市内各校でスマイルトイレプロジェクトを展開していく考え。鳥山社長は、社業を生かした同社の取り組みを契機として、社会貢献や奉仕の精神が業種を越えて拡がっていくことに期待を寄せる。