建設ネット企画画像 四角 四角

越山明典氏を会長に再選 JIA九州支部宮崎地域会

B00056065_2            B00056065_1

▲写真は挨拶する越山会長、総会の模様

 公益社団法人日本建築家協会九州支部宮崎地域会(越山明典会長)は4月12日、宮崎市内で2019年度の通常総会を開催し、19年度の事業計画等を了承した。議案審議に先立ち挨拶に立った越山会長は、会長職を務めた2年間の会員一同の支援と協力に感謝の意を示すとともに、役員改選を含む各種議案の慎重審議を求めた。

 河野秀親氏を議長に選出して行われた議案審議では、▽18年度事業報告▽18年度決算報告及び監査報告▽役員改選案▽19年度事業計画案▽19年度予算案―について意見を交わし、いずれの議案も原案どおり了承した。19年度予算案に関しては、建築セミナー等のあり方について協議を継続することを前提に了承した。

 任期満了に伴う役員改選では、会長に越山明典氏、副会長に久寿米木和夫氏、幹事・会計に遠藤啓美氏、監査に菅隆幸氏と作田耕一朗氏、協力会の代表世話人に野邊純矢氏を選出。九州支部と役員の改選時期を合わせるため、任期は19年度の一年間とする。

 一方、19年度の事業計画では、▽建築家の職能理念に基づいた基準を遵守することにより公益を保護する▽建築家の資質の向上及びその業務の進歩改善を図る▽建築・地域・環境の保全と創造及び建築文化の発展に貢献する―ことを基本方針に掲げ、他団体との交流や会員増強及び会の活性化、後継者育成に努めることを確認した。

 具体的には、JIAの表彰受賞者を講師に招く建築セミナーを設計関連団体と共同開催し、他団体との交流を深めるとともに、宮崎地域会主催のセミナーで会員の作品を見学するなどして会員の資質の向上及び後継者の育成を図る。このほか、会員及び協力会員の増強や九州建築塾、全国大会への参加支援等も行う。