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建設労働者緊急育成、訓練生の募集開始 振興基金

 建設業振興基金は、離転職者や新卒者らの職業訓練と就職支援を無料で行う「建設労働者緊急育成支援事業」の2019年度訓練生の募集を開始した。19年度は全国24カ所の拠点で109コースを実施する予定で、各拠点で年間1000人を目標に受講者を募る。

 同事業は、建設業への入職を支援するために厚生労働省が15年度から5年間の時限措置として実施しているもの。最終年度となる19年度は、振興基金に設置する中央拠点、全国の建設業団体に設置する地方拠点23カ所で訓練生を募集する。

 18年度に続き、女性限定のオペレーター養成コースも関東・近畿の2カ所に開設する。

 職業訓練の受講者数は年間1000人以上(うち躯体系コース500人以上)、職業訓練の修了者は90%以上、就職者数は70%以上を目指す。15~17年度の3年間の実績は、受講者2647人、訓練修了者2551人、就職者1904人となっており、毎年度の目標を達成している。