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約10日停電対応の住宅発売へ 大和ハウス

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▲新開発の新耐力壁

 大和ハウス工業(大阪市北区)は、自然災害の一次・二次災害に備え、雨天でも約10日間の電力供給・暖房・給湯を確保できる防災配慮住宅「災害に備える家」を4月1日から発売する。販売目標は年間160棟。

 太陽光発電システム・エネファーム・家庭用リチウムイオン蓄電池と新開発の切換盤を連携させて、停電時の発電電力を蓄電し、家庭内で使用できるようにした。

 建物には新開発の耐力壁「KyureK(キュレック)」を装備。壁内に設置した鋼製デバイスが揺れに合わせて上下にしなやかに動くことで地震エネルギーを吸収する。台風などの強風による飛来物の衝撃に強く、陶器製と比べて軽量な防災瓦「ROOGA(ルーガ)」と、合わせガラスの中間層の厚みを防犯合わせガラスの2倍に強化した防災防犯ガラスも備える。

 問い合わせ先は同社コンタクトセンター・電話0120(590)956。