宮崎県病院局は3月5日、一般競争(WTO)で「新県立宮崎病院建設電気工事」の入札を執行し、きんでん・小田・島特定建設工事共同企業体が37億円で落札した。その他の参加業者は、栗原工業・興電舎・宮崎電業特定建設工事共同企業体、九電工・九南・電工社特定建設工事共同企業体。税抜の予定価格は40億7545万2000円だった。
既存施設の老朽化や狭隘化の解消、災害対応力の強化、診療機能の向上等を目的に、敷地内に病院を全面改築するとともに、一部の施設は改修して活用する。当該工事の範囲は、S造8階建延べ4万7582m2の新病院建設、S造平屋建延べ26m2の医療ガス棟建設に係る各種工事及び付帯工事。工期は平成33年(2021年)9月30日まで。
同日に入札を執行したその他の工事では、建設主体工事は大成・吉原・桜木JVが120億2000万円、管工事は大成設備・菱熱・内田工業JVが21億4000万円、空調工事は高砂・生目・サンJVが19億5300万円でそれぞれ落札している。
施設整備に係る基本・実施設計は日建・コラム設計業務共同企業体。CM(コンストラクション・マネジメント)業務はプラスPM。平成31年~33年に新病院の建設工事を行い、暫定開院後に現病院の解体工事や平面駐車場などの整備を行う方針。平成35年度のグランドオープンを目指す。