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子ども達が橋の仕組みなど学ぶ 清本鐵工が現場見学会

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▲写真は見学会の模様

 清本鐵工株式会社(清本邦夫代表取締役社長)は2月25日、同社が施工する小春2号橋上部工(西米良村)の建設現場で見学会を開催した。見学会には、西米良村立村所小学校の4~5年生21人が参加。現場を見学しながら、工事の方法や進め方について説明を受けたほか、レンガを使ったアーチ橋造りに挑戦した。

 国道219号小春工区は、隘路区間の解消や通行車両の安全性の確保、救急医療など沿線地域の生活支援を図ることを目的として、平成23年度から宮崎県が整備を進めているもの。今年4月の完成を目指して、工区内に架設する小春2号橋(L=68.4m、W=8m、鋼単純非合成箱桁、鋼重287㌧)の上部工を同社が担当する。

 見学会では、現場代理人の片岡雅志氏が同橋の概要や工法、工事の進め方などを説明した。その後、生徒達はレンガを使ったアーチ橋造りに挑戦。木枠の台の上にレンガを敷き詰め、上から砂をかけて動かないように固定して橋を完成させ、完成後には橋を渡りながら強度を確かめていた。

 見学会に参加した5年生の河野文美叶(ふみか)さんは「頑丈な橋の造り方が分かって、とても勉強になった」と話した。現場代理人の片岡氏は「地域の方々の現場に対する理解や協力に感謝している。見学会を通じて、子ども達に建設業の仕事を身近に感じてもらい、興味を持ってほしい」と述べた。