▲モデル授業の模様
宮崎県キャリア教育支援センターは1月31日、子ども達が将来の仕事について学ぶ「キャリア教育モデル授業」を西都市立三財小中学校で開いた。同校の6年生27人を対象に県内企業が出前授業や体験学習を行い、仕事や地元産業の魅力などを伝えた。
モデル授業は、地域の生活を支える仕事の体験等を通じて、子ども達に地域社会のために働く意義や魅力を楽しみながら体感してもらい、将来就きたい仕事を考えるためのきっかけになればと、宮崎県キャリア教育支援センターが取り組んでいるもの。
今回の授業には、株式会社明光社とK・Pクリエイションズ株式会社の2社が参加。子ども達は各グループに分かれて、明光社によるドローンの操縦体験や高所作業車の試乗体験、K・Pクリエイションズによるポスターの制作体験に挑戦した。
参加した子ども達は「高所作業車に乗った時は高くて足が震えた。高い所で仕事ができるのはすごい」「ドローンの操縦は難しかったが、点検などに使われている機械として役立っていることを知った」などと体験発表会で感想を述べた。
明光社の山本浩司総務部担当課長は「今回の体験を通じて、働くということがどういうことなのかを考え、将来の職業を選択する際の参考にして欲しい。できることであれば、私達が住む宮崎の地で大いに活躍してもらいたい」と思いを語った。