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企画提案で調査研究業務を公募 河川白濁水質改善対策

 宮崎県は2月4日、企画提案競技で委託先を決定する「硫黄山河川白濁水質改善対策の実用化に向けた調査研究業務」の公募を開始した。委託期間は契約締結日から平成31年3月31日まで。委託金額の上限は1965万3570円(税込)とする。

 平成30年4月に発生した硫黄山噴火に伴う河川の水質悪化に対して、石灰石による水質改善対策(パッシブトリートメント)の実用化に向け、効率的で効果的な水質改善が期待できる仮設の中和施設を設置し、改善効果の確認及び課題の抽出を行う。

 応募要件は、宮崎県の建設関連業務に係る入札参加資格認定を受け、宮崎県内に事務所を有すること。また、過去15年以内に湧水・坑廃水等の水処理対策に係るコンサル業務を実施した経験があり、具体的・実践的なノウハウを有することを求める。

 企画提案書は2月15日まで持参・郵送で受け付ける。2月19日に開くプレゼンテーションで、提出された企画案を総合的に審査して業務の委託先を決定する。募集に先立ち、2月8日の13時30分からえびの高原内沈殿池で事前説明会を開催する。

 公募要領や仕様書、様式等は宮崎県のホームページからダウンロードできる。書類の提出先及び問い合せ先は、宮崎県環境森林部環境管理課大気・化学物質担当(電話0985-26-7085、メールkankyokanri@pref.miyazaki.lg.jp)。