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ICT活用へ知識の習得図る、i-Con技術講習会 JCMA

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▲写真は講習会の模様

 一般社団法人日本建設機械施工協会(JCMA)九州支部は、12月5日に宮崎市内で「i-Construction(活用編)技術講習会」を開いた。県内の建設会社や建設コンサルのほか、発注機関の技術系職員ら約90人が受講し、ICT活用工事の概要や体験講話、専門家による講演等を通じて、施工等に必要な知識の習得を図った。

 建設現場の生産性向上を図る上で必要不可欠なi-Constructionの更なる推進に向けて、ICT活用工事に対応できる技術者の育成などを目的に、JCMAが九州各県で開催しているもの。県内では、7月3日に開催された基礎編に続いて今年2回目の開催。国土交通省九州地方整備局が共催し、JCMAの会員らが協賛した。

 主催者挨拶でJCMA九州支部の永溝茂事務局長は、官民一体となったi-Constructionの取組状況として、過去の受講者の意見をもとに今年から基礎編と活用編に分けて技術講習会を開催していることを説明。6月に施行された改正品確法で、情報通信技術の活用等による生産性向上が受発注者の責務に規定されたことも紹介した。

 講習会では、九州地方整備局の担当者がi-Constructionの「貫徹」に向けた今年度の取り組みやICT活用工事の実施状況、ICT施工による作業時間の縮減効果、工種拡大ロードマップなどを説明。各地域に設けたモデル事務所やサポート事務所を紹介し、「疑問等があれば窓口に相談して」と呼び掛けた。

 体験講話では、今年度の国土交通行政功労表彰で九州地方整備局長表彰(ICT工事優秀施工業者)を受賞した八作建設株式会社の担当者が、ICT活用工事の各ステップで採用した技術とその理由を説明。丁張り設置が不要になることで作業性や安全性が向上したといったメリットを紹介し、今後も積極的に取り組む考えを示した。

 講習会ではこのほか、建設機械や測量機器メーカー、レンタル会社、ソフトウェアベンダーといったJCMAの認定講師が、衛星測位の活用やICT活用技術、3次元計測技術の要点、ICT建機の工事活用と施工計画作成、実施検査の留意事項、ソフトウェアの効果的活用について解説し、受講者は講師の話しに熱心に聞き入っていた。