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中学生に建設業の魅力PR 高千穂地区建設業協会青年部

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▲写真は出前授業、体験学習の模様

 高千穂地区建設業協会青年部(竹尾英樹部長)は、11月29日に日之影町立日之影中学校(伊東泰彦校長)で行われた体験型キャリア教育「校内ハローワーク」に参加した。同校の1年生24人を対象に、土木に関する出前講座や体験学習を行い、建設業が果たす役割や仕事の魅力を大いにPRした。

 建設業界では中長期的な担い手の確保・育成、従事者の高齢化を背景とした技術の継承が急務であり、青年部では若年層の入職促進を目的に、地元の学生を対象とした出前講座を開講している。今回は、林業や印刷業といった他業種とともに、出前講座やクロストーク、仕事に関する体験学習を行った。

 出前講座では、竹尾部長ら青年部員5人が講師となり、建設業の仕事や役割、魅力などを説明。建設業が地域を守り、暮らしを豊かにする仕事であること、地図や記憶に残る仕事であること、やりがいを見出せる仕事であることを紹介した。生徒からは、仕事のやりがいなどに関する質問が寄せられた。

 体験学習では、高所作業車への試乗やレンガと砂を使ったアーチ橋造りにも挑戦。ドローンで撮影した同校周辺の映像をモニターで鑑賞し、ドローンで記念撮影を行った。また、建設業の魅力や役割を知ってもらうため、宮崎県建設業協会青年部連合会が作成したリーフレットを生徒の代表に手渡した。

 日之影中学校の伊東泰彦校長は「建設業の職場体験を行うのは難しい。学校に来ていただき、様々な経験を生徒にさせていただきありがたい」と感謝した。出前講座を受講した生徒は、「貴重な体験ができて楽しかった。好きなことを仕事にできるよう、これから勉強を頑張っていきたい」と話した。