一般財団法人宮崎県消防設備協会は、２０１９年度の「消防用設備等実務研修会」を２０年１月２２日に宮崎市民文化ホールのイベントホールで開催する。時間は１４時から１６時１５分まで。参加無料。宮崎県と宮崎県消防長会が後援する。
消防法では、防火対象物の用途や規模、構造、収容人員に応じて所要の消防用設備等を設置し、適切に維持することを求めているが、工事または整備の段階で不備や欠陥があった場合、有事の際に本来の機能を発揮できなくなることが懸念される。
実務研修会は、消防用設備等に係る各種課題やその行政的な動向等について、専門家による講演等を行うことにより、適正な消防設備の設置及び維持に関する理解を深め、消防用設備等点検済表示制度の更なる推進を図るために開催するもの。
当日は、総務省消防庁予防課の中野晋典氏が「最近の予防行政の動向」をテーマに基調講演を行い、関係法令や規則の改正等について説明する。また、協会の発展や人材育成に尽力した者を称える宮崎県消防設備協会功労者等表彰も執り行う。
参加対象者は、宮崎県消防設備協会の会員や県内消防関係機関の職員、防火対象物関係者など。定員は１５０人。希望者はホームページ等で入手できる所定の申込書に必要事項を記入し、２０年１月１５日までに事務局へＦＡＸ等で送付する。
問い合わせ及び申し込み先は、宮崎県消防設備協会事務局(電話０９８５－２７－７３４８、ＦＡＸ０９８５－３２－７２４０)。