宮崎市は12月23日、公募型プロポーザル方式で「小戸保育所整備事業に係る基本・実施設計等業務」の受託候補者に選定していた岩切設計と契約を締結した。契約金額は2000万円。小戸保育所新園舎新築工事に関する基本設計・実施設計業務一式を委託する。業務の履行期間は2020年7月31日まで。
老朽化が進む小戸保育所の園舎を建て替える計画。既存の小戸保育所を稼動させながら、隣接する旧小戸母子生活支援施設跡地に新園舎を建設する。新施設の延床面積は約1000m2程度。利用定員は100人程度を想定するが、弾力的な施設の運用に対応するため、120人まで受入可能とする提案を求める。
所要室は、保育室や調理室、ランチルーム、事務室、会議室、屋外設備など。工事参考額は約4億円。事業スケジュールでは、今年度に旧小戸母子生活支援施設を解体し、新園舎建設工事の入札・契約手続きを20年12月~21年3月に行う見通し。新園舎等建設工事は21年3月下旬~22年2月を予定する。