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旭・大和・五幸JVが15億余で 国道219号岩下トンネル

 宮崎県は12月13日、条件付一般競争で「国道219号岩下工区(仮称)岩下トンネル工事」の入札を執行し、旭・大和・五幸特定建設工事共同企業体が15億8554万7800円で落札した。国道219号の岩下工区内(西都市中尾)で、トンネル本体工612m(幅員8m)と坑門工2基を施工する。工期は2022年3月25日まで。

 熊本市から宮崎市に至る国道219号の中で、岩下工区(整備延長1㎞程度)は一ツ瀬ダムの北側に位置。台風等の異常気象時に落石や路肩決壊に伴う交通途絶が発生し、既設のトンネル部は大型車の離合が困難な状況にあることから、安全・安心な交通の確保や地域間の連携強化などを目的として、路線の整備に取り組む。

 入札の参加業者は、旭・大和・五幸特定JV、志多・坂下・河野特定JV、吉原・九建・竹尾特定JV、矢野・山崎・藤元特定JV、松本・谷口・長谷川特定JV、内山・伊達・上田特定JVの6者。予定価格は17億2334万6000円、調査基準価格15億8554万3142円だった(金額はいずれも税抜)。