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県内企業発注率は工事95%、業務77% 宮崎県

 宮崎県は、2014年2月に策定した「県内企業優先発注及び県産品の優先使用等に係る実施方針」に基づき、全部局を対象とした18年度の県内企業への発注実績をまとめた。調査対象とする▽公共工事関係▽情報システム調達関係▽物品等調達関係▽その他の分野―のいずれも、件数・金額ともに前年度と概ね同水準となった。

 公共工事関係の調査結果によると、18年度の建設工事の発注総額は552億0796万円(2623件)。このうち、県内企業への発注額は527億7001万円(2528件)で、発注率は95.6%となり、前年比で0.5ポイント下降した。県内に支店等が立地する企業を含めた発注率は96.3%(同0.8ポイント減)だった。

 一方、18年度の建設工事関連業務委託の発注総額は86億5545万円(1853件)で、前年から約25億円増えた。県内企業への発注額は67億0071万円(1662件)で、発注率は77.4%となり、前年度比で0.9ポイント下降した。県内に支店等が立地する企業を含めた発注率は97.3%(同0.4ポイント増)だった。

 このほか、宮崎県建設工事元請・下請関係適正化等指導要綱に基づく報告義務がある契約(1000万円以上)を対象とした調査では、下請負人の活用で県内企業への発注率が79.3%、建設資材の調達で県内企業への発注率が91.1%となった。

 宮崎県では、建設工事の入札で総合評価落札方式の評価項目に「地産地消への取組」を設定するなど、県内企業への優先発注に努めるとともに、設計業務の特記仕様書に「地産地消に資する工法検討の義務づけ」や「県産品を使用した設計を原則とすること」を記載するなどして、設計段階から地産地消の取り組みを進めている。