熊本防衛支局は、１２月上旬に入札公告を行う予定でいる「新田原(Ｒ元)燃料施設新設土木その他工事」の競争参加資格のうち、一部の概要を公告に先立って公表した。緊急時に米軍の戦闘機や輸送機等を受け入れる日米両政府の合意に基づき、当該工事では新田原基地内に地中式燃料タンク(約９０００㌔㍑)等を新設する。
競争参加資格のうち級別の格付等に関しては、▽単体企業＝土木一式のＡ等級、経営事項評価数値が１２００点以上▽特定建設工事共同企業体の代表者・構成員＝土木一式のＡ等級、経営事項評価数値が代表者１２００点以上、構成員９９０点以上―とする。特定ＪＶの代表者は経営事項評価数値が最上位の者とする。
単体企業と特定ＪＶの代表者には、①消防法に基づく地中式または地上覆土式の特定屋外タンク新設工事②６・８億円以上の土木一式工事、消防法等に基づく特定屋外タンク新設工事または液化ガスの貯槽新設工事―のいずれかを施工した実績を、配置予定技術者にはポストテンション方式のＰＣ構造物新設工事の実績を求める。
発注見通しで示した工事規模は１０億円以上で、工期は約２３カ月。入札方式は技術提案評価型を予定している。今回の記載内容の詳細やその他の競争参加資格は、１２月上旬を予定する入札公告で確認すること。なお、今回公表した内容については、入札公告時点で部分的に変更する場合がある。
《公表内容》