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12月21日に鹿児島市で講習会 九州の河川維持管理技術

 国土交通省九州地方整備局河川部と一般社団法人九州地域づくり協会、一般社団法人北部九州河川利用協会は、2019年度「九州の河川維持管理技術に関する講習会」を12月14日に福岡市の福岡第二合同庁舎(北部会場)、12月21日に鹿児島市のサンプラザ天文館(南部会場)でそれぞれ開催する。参加は無料。

 河川管理施設等の老朽化や維持管理に関する社会的な関心の高まりを背景に、2013年に河川法の一部が改正され、河川管理施設等を適切に維持・修繕することが義務化された。適切な河川の維持管理の実施に際しては、豊富な経験を有する技術者の確保が必要であることから、技術者の技術力向上を目的とした講習会を開催する。

 南部会場では、宮崎大学名誉教授の杉尾哲氏が「自然が多様で豊かな河川管理」、国土技術政策総合研究所河川研究室長の福島雅紀氏が「河道の維持管理」、九州地方整備局河川部河川保全管理官の荒木和幸氏が「今後の九州地域における河川維持管理」をテーマにそれぞれ講演するほか、講演後には質疑応答の時間も設ける。

 南部会場の開催時間は13時から17時05分まで。受講希望者は、九州地域づくり協会ホームページ内の専用フォームから申し込む。定員は150人で、受け付けは先着順。講習会は、河川技術者教育振興機構及び土木学会技術推進機構のCPD認定プログラム。問い合わせ先は九州地域づくり協会(電話092-476-5680)。

講習会の開催案内