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鋼構造物のJVに入札参加資格 干支大橋耐震補強工事

 宮崎県は11月19日、条件付一般競争入札で行う「国道218号干支大橋耐震補強工事その1」を公告した。干支大橋に於いて▽ブレーキトラス改修N=1式▽粘性ダンパー設置N=8本▽横梁補強N=1式▽支承取替N=5基▽P2座屈拘束ブレース設置N=28本▽当板補強N=1式―を施工する。工期は2013年3月25日まで。

 入札に参加できるのは、宮崎県特定建設工事共同企業体取扱要領に基づく特定建設工事共同企業体の認定を受けている者。共同企業体の構成員数は2または3者で、いずれの構成員も県が発注する建設工事等の契約に係る入札参加者の資格等に関する要綱に基づく、鋼構造物工事に係る入札参加資格の認定を受けていること。

 代表構成員は九州内に営業所を有し、国内に鋼橋上部工の製作工場を自社で有していること。また、04年度以降に▽鋼橋上部本体の取替工事▽鋼橋上部本体の補修工事▽鋼橋上部本体の補強(耐震補強含む)工事▽鋼橋の支承の取替工事▽鋼橋上部の新設工事―のいずれかを含む工事を九州内で元請けとして施工した実績などを求める。

 その他の構成員に対しては、宮崎県内に本店を有していることや、代表構成員に求める前述の工事の施工実績、または▽PC橋上部工の新設工事▽コンクリート橋上部のPCケーブル等による補強工事▽コンクリート橋上部のPCグラウト注入工事―のいずれかを含む土木一式工事を宮崎県内で施工した実績を有することなどを求める。

 入札は総合評価落札方式(簡易型)で行い、低入札価格調査制度を適用する。技術申請書は11月19日から12月3日まで、共同企業体認定申請は11月19日から12月13日までに延岡土木事務所へ持参または郵送する。12月16日~17日にヒアリングを行う。20年1月8日~9日に入札書を受け付け、1月9日に開札する。