建設業振興基金は、１２月３日に開催する「建設企業向け事業承継セミナー～建設企業がうまく事業承継を進めるためのポイント～」の参加者を募集している。改正建設業法に盛り込まれた事業承継制度の解説に加え、中小企業診断士・行政書士の山北浩史氏らが講師を務め、建設業の事業承継手続きなどを講演する。参加費は無料。
セミナーは、国土交通省の「地域建設産業 事業継続支援事業」を受託した振興基金が主催するもの。同じ受託事業では、事業承継や生産性向上に関する地域の建設企業からの電話相談に応じたり、専門家を派遣する「経営相談」も２０２０年１月末まで受け付けている。
１２月３日のセミナーでは、国交省担当官を講師として、改正建設業法に設けた建設業許可の承継規定などを解説。中小企業診断士の山北氏が、事業承継計画の策定、承継時の建設業許可の円滑な手続きなどについて講演する。実父から事業を承継した丸山製作所の丸山智正代表取締役も自身の経験談を講演する。セミナー終了後には個別相談会も開く。
会場は振興基金（東京都港区）。定員は５０人。参加希望者は振興基金のホームページ（http://www.kensetsu-kikin.or.jp/）から申込用紙をダウンロードし、ファクシミリで申し込む。