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建設技術研究所が3.8千万で 木脇高岡線宮王丸橋詳細設計

 宮崎県高岡土木事務所は、10月1日に指名競争で「県道木脇高岡線太田原工区(仮称)宮王丸橋橋梁詳細設計業務」の入札を執行し、建設技術研究所が3886万8990円で落札した。木脇高岡線の整備の一環として、本庄川に架設する宮王丸橋の詳細設計を委託する。委託期間は300日間。税抜の予定価格は4853万8000円。

 新設する宮王丸橋の設計条件は、橋長が244m、幅員が12m。上部工の形式は鋼5径間連続非合成RC床版鈑桁橋、下部工は逆T式橋台2基と壁式橋脚4基(いずれも場所打ち杭)で構成する。架設計画や仮橋・仮桟橋に関しては、立地条件及び部材の輸送条件等を踏まえ、経済性及び架設段階の安全性を含めて検討する。

 木脇高岡線太田原・宮王丸工区全体の計画延長は2230mで、全体事業費は約46億円。これまでに一部の区間を部分供用している。時間を要していた字図混乱地の整理や用地取得、河川内民地の特定等に一定の目途がついたため、更なる事業の推進を図る。計画では、2026年度の事業完了を目指している。