宮崎県は、10月から県土整備部が発注する工事等の積算に用いる積算基準を改定する。県土整備部が発注する工事等のうち、単価適用年月日が2019年10月1日以降のものが対象。土木工事標準歩掛は、各土木事務所及び西臼杵支庁等で閲覧できる。
改定基準書は、▽土木工事標準歩掛(その1)▽土木工事標準歩掛(その2)▽土木工事標準歩掛(その3)▽土木工事標準歩掛(機械編)▽土木工事標準歩掛(電気通信編)▽建設機械等損料算定表▽設計・調査及び測量業務積算基準及び標準歩掛。
このほか、港湾・漁港工事の積算に用いる「港湾請負工事積算基準」及び「漁港漁場関係工事積算基準」も改定する。県土整備部及び農政水産部が発注する港湾・漁港工事のうち、単価適用年月日が2019年10月1日以降のものに適用する。
*施工パッケージ、12単価を適用
宮崎県は、農政水産部所管の農業土木工事(委託業務を含む)で使用する積算基準について、10月1日から2019年度版を適用する。あわせて「用地測量・用地調査業務積算資料」も一部改正し、同日からこれを適用する。
農林水産省土地改良工事積算基準は、一般社団法人農業農村整備情報総合センターが図書の発行・販売を行っている。農政水産部が独自に定める土地改良工事標準歩掛や測量・設計・地質土質調査業務積算資料は各農林振興局等で閲覧できる。
施工パッケージ型積算方式に関しては、10月1日から新たに12施工パッケージ単価を適用。施工パッケージ単価の詳細は、農林水産省ホームページの「平成31年4月から適用する施工パッケージ標準単価表」で確認できる。
*森林土木工事の標準歩掛を改定
宮崎県は、環境森林部所管の森林土木工事(委託業務含む)で使用する「公共工事の積算に使用する標準歩掛」を10月1日から改定する。公共工事の積算に使用する標準歩掛や森林土木事業調査・測量・設計基準書は、各農林振興局及び西臼杵支庁で閲覧できる。