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梓・共同技術コンサルJVと契約 新富町屋外運動場実施設計

 簡易公募型プロポーザル方式で「防衛施設周辺民生安定施設整備事業屋外運動場実施設計業務委託」の受託事業者を選定していた新富町は、最優秀者に梓・共同技術コンサルタント共同企業体(代表者=梓設計九州支社)を特定し、同社と10月1日付で業務請負契約を締結した。税抜の請負金額は8000万円だった。

 スポーツ学習ニーズに対応するため、新富町大字三納代1750番地ほか(敷地面積約4㌶)にサッカー競技に使用できる屋外運動場を整備する計画。ナイター設備を有するグラウンド(2面)の面積は約1.7㌶で、ピッチ規格は68m×105m。利用効果や費用対効果の精査を踏まえ、天然芝か人工芝かを決定する。

 このほか、事務室や会議室、医務室、ロッカールーム、トイレ、屋上観覧スペース等の機能を有する管理棟や管理倉庫、屋外トイレ、駐車場及び駐輪場等(約2.2㌶、駐車台数250台程度)も整備する方針。当該業務では、これらの施設整備に係る設計業務を委託する。履行期間は契約日から2020年7月31日まで。

 現時点の事業計画によると、19年度~20年度に施設整備に係る基本設計及び実施設計、20年度に同じく造成工事、21年度~22年度に屋外運動場整備工事を行い、22年度末の供用開始を目指している。税込の概算事業費は現時点で約11億8千万円を見込んでいる。