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佐土原駅の既設跨線橋にEV設置 JR九州

 宮崎県は、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)が取り組む佐土原駅のバリアフリー化整備を、地元自治体の宮崎市と協調して支援する。鉄道を利用する高齢者や障がい者等の移動の円滑化及び安全性を向上させ、誰もが安心して利用できる公共交通手段の充実強化を図る。今年度に設計、来年度に工事を行う。

 宮崎県が9月補正予算に盛り込んだ佐土原駅バリアフリー化設備整備費補助事業は、既設跨線橋に設置するエレベータ2基や多目的トイレ等の整備に係る設計を行うもの。事業費は2520万円で、JR九州が事業費の3分の1を負担する。残りの3分の1を国が、6分の1ずつを宮崎県と宮崎市が補助する。