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子ども達が様々な仕事を体験 宮崎市でみやtheキッズモール

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▲写真は会場の模様

 宮崎県中小企業団体中央会青年部(長友賢二部会長)は10月27日、宮崎市内の商業施設で「第5回みやtheキッズモール」を開いた。会場には、中央会に所属する各種団体や企業が11の職業体験ブースを設置。買い物に訪れた家族連れなど約1000人が来場し、親子で楽しみながら子ども達が様々な仕事を体験した。

 イベントは、若い世代に様々な仕事があることを知ってもらい、県内中小企業に於ける人材確保及び定着支援等につなげようと、「みらいのおしごとたいけんまつり」をテーマに毎年開催しているもの。宮崎県中小企業団体中央会が共催し、宮崎県、宮崎県教育委員会及び宮崎市教育委員会、宮崎県職業能力開発協会が後援した。

 会場内には、各業界の魅力を伝えるために創意工夫を凝らした11のブースを出展。建設業関連では、宮崎県電気工事業工業組合青年部協議会がスイッチ・コンセントの取付体験や電気を使ったゲームを行ったほか、宮崎県防水工事業協同組合青年部は、様々な形に沿ってマスキングテープを貼り付ける体験コーナーを設置した。

 宮崎県畳工業組合青年部は、ミニ畳の作成や畳の上でパターゴルフができるコーナーを設置。宮崎県室内装飾事業協同組合青年部は、アニメの人気キャラクターが描かれた壁紙を紙箱に貼り付けて貯金箱を作成するコーナーを設置した。延岡管工事協同組合青年部は、水道の配水管を組み合わせて数字を作るコーナーを設けた。

 宮崎県貯水槽清掃協同組合青年部は、水分の残留塩素に関する説明を行い、測定体験も行った。株式会社岡﨑組グループは、塗った箇所が黒板として使えるようになるペイント材を準備し、子ども達が好きな柄のマスキングテープを貼って飾り付けた。日本青年会議所宮崎ブロック協議会は、SDGsの説明コーナーを設けた。

 イベントを主催した宮崎県中小企業団体中央会青年部の長友部会長は、「各分野のプロフェッショナルとふれあいながら、様々な仕事があること、それらの魅力を将来を担う子ども達に体験してもらいたい。合わせて、地元に魅力のある元気な企業が沢山あることを保護者の方々にも知ってもらえれば」と期待を込めた。