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優先交渉権者に共立電機製作所 大王小太陽光発電等設置

 公募型プロポーザル方式で「都城市立大王小学校の防災と低炭素化に資するエネルギー設備等導入事業」の受託候補者を選定していた都城市は、優先交渉者に共立電機製作所を特定した。大王小学校への太陽光発電システム及び蓄電池の設置、屋内運動場の照明LED化に伴う設計・施工を行う。履行期間は2020年1月20日まで。

 地球環境に配慮した持続可能な都市を目指し、災害等に伴う停電時に必要最小限の電力を確保するため、大王小学校に太陽光発電システム及び蓄電池設備を設置し、屋内運動場の高天井照明をLEDに改修する。技術提案で削減される行政コストの範囲内で、環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用することを実施条件とする。

 プロポーザルには2者が応募。教育部長ら6人で構成する選定委員会が、▽電気料金の削減と費用対効果▽事業の妥当性▽配線計画▽メンテナンス性▽設備設置方法▽災害時の実効性▽技術提案の独自性―といった技術提案や提示価格などをそれぞれ審査し、総合的に評価点が最も高かった共立電機製作所を優先交渉者に特定した。