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建築主体は鴻池JVが24億余 西都市新庁舎建設工事

 西都市は9月18日、条件付一般競争で「西都市新庁舎建設事業建築主体工事」の入札を執行し、鴻池組・大和開発・宮内建設JVが 24億1860万円で落札した。RC造5階建の新庁舎棟建設に係る建築主体工事のほか、外部サインや外構工事を施工する。工期は2021年3月26日まで。税抜の予定価格は24億2000万円だった。

 経年劣化が進み、行政機能が各棟に分散している市役所庁舎を新設する計画。整備箇所は現庁舎やコミュニティセンター、平田公園等を含む区域一体。敷地南側に移転新築する新庁舎棟に加え、既存の西棟とコミュニティセンターは改修して活用する。平田公園は同規模のものを防災広場の役割を付加して敷地内に移転整備する。

 建築主体工事の対象建物は、▽新庁舎棟=RC造一部S造(基礎免震構造)5階延べ約7323m2▽公用車庫1=S造平屋187m2▽公用車庫2=同375m2▽公用車庫3=同187m2▽来庁者車庫・通路庇=同37m2▽駐輪場=同21m2▽ゴミ庫=RC造平屋37m2。このほか、外部サイン工事や外構工事、その他付帯工事を施工する。

 また、9月20日には条件付一般競争で「西都市新庁舎建設事業電気設備工事」及び「同機械設備工事」の入札を執行。電気設備工事は九南・日興JVが4億7565万円(税抜予定価格5億2850万円)で落札した。機械設備工事(同6億0340万円)は、参加業者が入札参加資格を満たさないため無効とした。