建設ネット企画画像 四角 四角

住宅の省エネや卒FITなど紹介 建築とガスを語る集い

B00057811_2   B00057811_1   B00057811_3

▲写真は挨拶する橋口社長、会場の模様

 宮崎ガス株式会社、宮崎液化ガス株式会社、株式会社宮崎ガスリビング(いずれも橋口光雄代表取締役社長)が主催する第46回「建築とガスを語る集い」が、10月11日に宮崎市内で開催された。多くの業界関係者が来場し、これからの住宅に求められるエネファームやレジリエンス強化などに関する講演に耳を傾けた。

 建築とガス事業を取り巻く最新の動向等を紹介し、これに対する知識や理解を深めるとともに、業界関係者が交流を図る場として宮崎ガスグループが毎年開催しているもの。宮崎県内及び宮崎市内の多数の建設関連団体が後援した。

 開会に先立ち挨拶に立った橋口社長は、各地で頻発している自然災害について言及。「個人としての備えのほか、エネルギー供給面に於いても多元化やベストミックスで災害に備えるべき」と持論を展開し、「今後も地域活動を通して地域活性化の一翼を担う地域密着の企業として尽力に努めたい」と意気込みを語った。

 来賓挨拶で宮崎県県土整備部の瀬戸長秀美部長(代読)は、省エネルギー性や安全性を向上させるための技術開発及び導入といった取り組みに敬意を表し、今後も建築物の環境負荷の軽減や省エネルギー性能の向上に努めてもらうよう協力を求めた。

 宮崎ガス宮崎支店開発課の宮野司氏は、「これからの住宅に求められること~省エネ、卒FIT、レジリエンスそして経済性」と題して講演。経済効率や環境性に優れたハイブリッド給湯器による卒FIT対策、エネファームとレジリエンスの強化、災害時の運用等について、具体的な事例を交えて分かりやすく解説した。

 当日はこのほか、ユニークな発想と独自の社員教育・販売接客で「商売繁盛の仕掛人」と称される、箸匠せいわの創業者で顧問の木越和夫氏が「商売繁盛の特効薬~向かい風、後ろを向けば追い風に~」と題して記念講演を行った。講演後には懇親パーティーが開かれ、会食や歓談を通じて参加者同士が親睦と交流を深めた。