宮崎県建設業協会女性の会(宮島百合子会長)は、１０月２０日に宮崎市のイオンモール宮崎１階スペースコートで女性作業服のファッションショーとＰＲイベントを開く。観覧無料。開催時間は、１回目が１３時から１４時まで、２回目が１５時から１６時まで。宮崎県と一般社団法人宮崎県建設業協会が共催する。
イベントのテーマは「未来をデザインしてみよう～土木とファッションが出会うとき～」。県立高城高等学校及び飯野高等学校の生徒がデザインし、パタンナーや縫製職人の協力を得て完成させた作品１０点を、プロのモデルが着用して紹介する。デザイン画の選別には、小林市出身のデザイナー・鳥丸軍雪氏も協力した。
昨年１１月に都城市立図書館で開催された同様のファッションショーには大勢の観客が押し寄せ、メディアでも紹介されたことで大きな反響を呼んだ。将来の担い手不足が喫緊の課題である建設業に於いて、女性の活躍推進に向けた環境整備が進んでいることをイベントを通じて知ってもらい、女性の入職促進に繋げる。
当日は、女性技術者・技能者をＰＲするイベントも開催し、ミニチュアユンボや建設業に関連したパネルの展示も行う。宮島会長は「女性も働きやすい職場の構築に向けた取り組みを知ってもらうため、多くの方々に観覧して欲しい」と話す。イベントに関する問い合わせ先は女性の会(電話０９８５－２２－７１７１)。