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10月31日に建設会館で開催 建築士事務所の管理研修会

 一般社団法人宮崎県建築士事務所協会と一般社団法人日本建築士事務所協会連合会は、、宮崎県知事指定研修である「開設者・管理建築士のための建築士事務所の管理研修会」を10月31日に宮崎市の宮崎県建設会館5階会議室で開催する。

 建築士事務所の業務契約締結者となる開設者と、技術的事項を統括する管理建築士は、建築士事務所の運営はもとより業務委託者に対する責任を有することから、最新の法制度や技術等に精通し、その資質を維持・向上していくことが求められている。

 研修会は、建築士事務所の管理・運営を適切に進める上で把握しておくべき重要事項を網羅した内容。資質の維持・向上や業務の適正化、建築物の質の向上等を図るため、5年ごとの事務所登録の更新の機会に合わせた受講を呼び掛けている。

 当該研修会は、建築士法第22条の2に基づく「建築士定期講習」及び同第24条第2項に基づく「管理建築士講習」といった法定講習とは異なるため注意が必要。

 研修会では、「建築士事務所の業務と展望」について、宮崎県建築士事務所協会の福澤幸雄会長が解説。同じく川﨑安彦副会長は「これからの建築士事務所経営」と題して、設計・監理業務の基本的な流れや事務所経営と承継・人材育成について説明する。

 岡﨑誠二常任理事は「建築技術の新しい動向」をテーマに、安全安心への取り組みや建築ストックの活用、景観まちづくりなどを説明。このほか、日事連サービスが「トラブル対応とリスク管理」について、宮崎県県土整備部が建築行政等について解説する。

 時間は9時20分から15時30分まで。定員は60人。テキスト及び税込の受講料は、協会員が1万3000円、会員外が1万6000円。研修会は、建築CPDやJIACPD、建築士会CPD、建築設備士関係団体CPD等の認定講習に申請する。

 受講希望者は、受講料を指定口座に振り込み、受講申込書兼受講券及び振込金受取書をFAXで送付するか、事務局へ受講申込書及び受講料を持参する。申込期限は10月29日。定員に達し次第、期間内でも受講申し込みを締め切る。

 詳細は宮崎県建築士事務所協会のホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は事務局(〒880-0805宮崎市橘通東2丁目9番19号宮崎県建設会館4階、電話0985-29-1188、FAX0985-38-9418)。

研修会の開催案内