宮崎県土木施工管理技士会は、平成31年度に開催する「監理技術者講習」の日程等を明らかにした。宮崎会場は▽4月26日▽8月2日▽11月5日―の計3回、いずれも宮崎県建設会館で開催する。前年度に続いて開講する都城会場は、9月20日に都城建設会館(都城地区建設業協会)で開催する。
建設業法の規定に基づき、国や地方公共団体等が発注する公共工事や、公共性の高い施設の建設工事において監理技術者となる者は、あらかじめ国土交通大臣の登録を受けた実施機関が行う「監理技術者講習」を受講することが義務付けられている。
技士会が開催する監理技術者講習の受講対象は、建設業29種の公共工事で監理技術者となる者(指定建設業7業種は土木、建築、造園、管工事、電気、舗装、鋼構造物)。経験豊かな地元講師による対面講習で行う。講習後に技士会が運営するCPDS12ユニットが付加され、試験の成績が平均点以上であれば3ユニットを追加する。
主なカリキュラムは、▽建設工事に関する法律制度[総論・法令]▽建設工事の施工管理[施工計画・原価管理・工程管理]▽建設工事の施工管理[品質管理・安全衛生管理]▽建設工事に関する最近の技術動向等[環境管理・最近の動向]―など。講義の理解度を把握する修了試験を行い、修了証を交付する。修了証の有効期間は5年間。
テキスト代や手数料、消費税を含む受講料は9800円(インターネット申し込みの場合は9500円)。所定の申込書に必要事項を記入して郵送で申し込むか、全国土木施工管理技士会連合会のホームページの専用フォームから申し込む。申し込みは随時受け付けるが、講習日の10日前を過ぎた場合は事前に連絡すること。
詳細は宮崎県土木施工管理技士会のホームページで確認できる。問い合わせ及び申し込み先は事務局(〒880-0805宮崎市橘通東2丁目9番19号宮崎県建設会館3階、電話0985-31-4696、FAX0985-31-4697)。
《講習の開催案内》