串間市は、平成２９年４月に廃校となった中学校跡地をはじめとする学校跡地の校舎及びグラウンド等を有効活用し、地域の活性化と振興発展に寄与する事業者を募集する。活用を希望する事業者等からの提案内容について選定委員会が審査を行い、最も優れた提案を行った者を学校跡地利用候補者として選定する。
対象施設は、①本城中学校跡地＝校舎及びグラウンド等②市木中学校跡地＝校舎及びグラウンド等③都井中学校跡地＝校舎、屋内運動場及びグラウンド等⑤大納小学校跡地＝校舎等―の４箇所。学校毎に一括貸付を行うが、提案内容によっては一部貸付も認める。原則として、建物は無償、土地は有償で貸し付ける。
提案内容は、学校跡地周辺地域または市の産業振興や雇用促進に資する事業、福祉の向上に資する事業、その他住民サービスの向上に資する事業であること。事業者には適正な施設の維持管理や法令等の遵守、災害時等の協力を求める。施設整備等を含む貸付期間は契約日から５年以上とし、満期後の更新も可能とする。
応募資格は、会社更生法及び民事再生法による更正及び再生手続き中でないことや、地方自治法施行令に規定する一般競争入札への参加に適さない資格要件に該当しないことなど。複数の事業者が共同企業体として応募する場合は、各者の責任等が明示された協定書の提出や役割を記載した書面の提出を求める。
事業者等の募集に際し、２月１９日～２２日にかけて各校で現地説明会を開催する。募集参加申請書の提出期限と質問書の受付期限はいずれも２月２８日。応募書類は３月１１日までに提出する。３月２７日に串間市役所でプレゼンテーション及びヒアリングを行い、同日以降に審査結果を通知・公表する。
募集要項や申請書類等はホームページからダウンロードできる。問い合わせ先は串間市教育委員会学校政策課(〒８８８－８５５５串間市大字西方５５５０番地、電話０９８７－７２－１１１１／内線３７４、ＦＡＸ０９８７－７１－１０１５、メールgako@city.kushima.lg.jp)。