西都市は、経年劣化が進む西都原運動公園の野球場に関して、バックネット側スタンド部分を一部建て替える計画を進めている。現在は、NTCコンサルタンツで施設整備に係る基本設計が進められており、来年度に実施設計を発注する見通し。計画が順調に進めば、31年度内に実施設計を完了させ、32年度の工事着手を目指す。
西都原運動公園(三宅字上の宮西地内)の野球場は竣工から40年以上が経過し、経年に伴う老朽化が著しい。このため、バックネット側スタンド部分(1階部分の放送席・本部室等を含む)の建て替えを行う。具体的な整備内容は基本設計の中で詰めるが、整備に際しては、利用者からの要望が多かった更衣室の配置等を検討する方針でいる。
市は8月9日に「西都原運動公園野球場スタンド改修工事基本設計業務委託」の入札を執行し、NTCコンサルタンツが760万円で落札した。委託期間は12月14日までを予定する。今後のスケジュールに関しては、来年度に実施設計を行い、計画が順調に進めば、32年度の工事着手を目指すこととしている。