国土交通省は、平成２９年４月に施行された建築物省エネ法の全国説明会を開く。同法への関与に応じ、省エネ基準への適合義務(適合性判定)などの基本を学ぶ「適判・届出のフォローアップ」、適合性判定(適判)の実務に関する「適判における疑問点と対処法の紹介」の２種類の説明会を１０～１１月に開催する。参加費は無料。
「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)では、延床面積２０００m2以上の非住宅建築物を対象とする省エネ基準への適合、延床面積３００m2以上の住宅・建築物への届け出義務といった規制措置を２９年４月に施行。国交省は今年１月～３月にも同様の説明会を開催していた。
九州管内の説明会は、「適判・届出のフォローアップ」を１０月４日と２２日に福岡市、１０月５日に熊本市、１０月２４日に宮崎市(ＫＩＴＥＮビルコンベンションホール)で開催する。「適判における疑問点と対処法の紹介」は１０月２２日に福岡市で開催する。申し込み方法等の詳細は専用ホームページに掲載している。