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ドローン活用で連続セミナー インフラメンテナンス国民会議

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▲写真はセミナーの模様

 インフラメンテナンス国民会議(事務局・国土交通省)は9月14日、「第2回ドローン×インフラメンテナンス連続セミナー」を中央合同庁舎3号館(東京都千代田区)で開いた。約300人の参加者がインフラの点検・診断などに活用が広がりつつあるドローンの開発、活用状況を学んだ。インフラ分野に活用できるドローン技術を持つ16社が参加し、ピッチイベント(企業間お見合い)も行った。

 連続セミナーは、インフラメンテナンスにドローンをさらに普及させるため、インフラの管理者と、技術開発を進める企業が解決すべき課題や改善策を探るために開催している。

 2回目のセミナーでは、国交省が河川管理、点検・診断、港湾分野におけるドローンの活用状況について説明。地方自治体からは、横浜市、千葉市、岐阜県各務原市、福島県の担当者が講演した。横浜市では、中大口径下水道管の点検調査へのドローン活用について実証実験の成果を報告。各務原市は、岐阜大学と共同で進めているドローンを活用した橋梁点検について解説した。

 また、インフラの点検や点検データの解析などの技術開発を進めている企業が参加し、ピッチイベントも行った。

 参加したのは、▽田中電気▽小野建築研究所▽DJI JAPAN▽三信建材工業▽新日本非破壊検査▽山北調査設計▽スカイロボット・加賀電子▽新星コンサルタント▽ジェピコ▽日立製作所▽日立ソリューションズ▽日立システムズ▽ミライト・テクノロジーズ▽ブルーイノベーション▽テラドローン―の16社。