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市有施設で太陽光発電、プロポで事業者募集 小林市

 再生可能エネルギーの普及拡大や災害時等に於ける非常用電源の確保、行政財産の有効活用などを目的として、小林市は既存の市有施設の屋根または屋上に太陽光発電設備(付帯設備を含む)を設置して発電を行う事業者を募集する。事業者の選定は公募型プロポーザル方式で実施。9月21日に事業説明会を開催する。

 提案対象となる市有施設は、小中学校や体育館、文化会館、福祉関連施設など21箇所。事業期間は20年以内とする(太陽光発電設備の設置・撤去に要する期間を除く)。電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法に基づき、事業実施者は原則として発電した電気の全量を電気事業者に売却する。

 プロポーザルの参加事業者は、法人格を有している者。複数事業者による連合体も応募可能とし、連合体で参加する場合は代表事業者を定める。プロポーザルの参加資格として、過去に他自治体公共施設において10㌔㍗以上の太陽光発電設備の設置工事を請け負い、または発電事業を実施した実績を有することを求める。

 募集に先立ち、9月21日の10時から小林市役所本庁舎2階第2会議室で説明会を開催する。主な実施スケジュールは、▽質問書受付期限=9月26日▽参加表明書提出期限=9月28日▽事業提案書提出期限=10月9日▽プレゼンテーション・ヒアリング審査=10月15日▽審査結果公表=10月16日―を予定する。

 プロポーザルの実施要領や仕様書等は小林市のホームページからダウンロードできる。プロポーザルの事務局は、小林市役所総合政策部地方創生課(〒886-8501小林市細野300番地、電話0984-23-1148、FAX0984-23-6650、メールk_sousei@city.kobayashi.lg.jp)。