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延岡の火力発電所、石炭から天然ガスに更新 旭化成

 旭化成株式会社(小堀秀毅社長、東京都千代田区)は、1971年に竣工した延岡市の第3石炭火力発電所を天然ガス火力発電所へ更新すると発表した。ガスタービンコジェネレーション方式の発電所で、出力は現在と現在と同規模(3万4000㌔㍗)とする。

 延岡市新浜町にLNGタンク6500㌔㍑やLNG気化器、ガス導管、内航船受入設備等を備えた基地局を整備する。高効率の天然ガス火力発電所を導入することで、年間約16万トンのCO2排出量を削減できるという。平成34年の運転開始を目指す。

 今回の決定を受けて、同社と宮崎ガス株式会社、大阪ガス株式会社、九州電力株式会社、日本ガス株式会社の5社は、12月を目途に合弁会社「株式会社ひむかエルエヌジー(仮称)」を設立し、インフラ設備の建設・保有・運営を行う方向で詳細を詰める。