▲写真は清掃・点検活動の参加者、活動の模様
延岡電気工事業協同組合(片伯部剛理事長)と延岡地区電気設備保守センター(橋倉富雄センター長)は9月8日、延岡市の一ヶ岡・伊形地区で高齢者住宅を対象とした「電気設備無料点検」の奉仕活動を実施した。作業には両団体の加盟企業から17社23人の技術者が参加し、家屋の電気設備の点検・清掃作業に取り組んだ。
両団体に於ける地域貢献活動の一環として、毎年、延岡電気工事業協同組合の青年部が主体となり、延岡市内の各地区で取り組んでいるもの。今年で30回目を数える。作業に先立ち、青年部の岩田征巳部長が「安全第一で作業を行って欲しい」と挨拶。参加者は3班に分かれて作業上の注意事項等を確認し、高齢者宅に移動した。
訪問先では、家屋の漏電調査や分電盤内端子増締、器具の清掃作業に黙々と取り組み、訪問先の家主は「素人で分からないので、専門家の皆さんに点検をしていただけてありがたい」と感謝の言葉を述べた。岩田部長は「組合を知ってもらい、電気工事や何か困っていることがあれば地域密着の組合員に連絡してもらいたい」と話す。
なお、奉仕作業で使用された電設資材は、米良電機産業から無償で提供された。奉仕作業の参加企業は次のとおり(順不同)=▽岩田電業▽西南電気▽興電舎▽三桜電設▽修電舎▽吉村電業▽岸田電業▽かたかべ電気▽昭栄電業▽古川電気▽内田電設▽橋倉電気▽黒木電業社▽高橋電気工業▽伊東電気▽中谷電気▽中城電設。