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県産材利用や普及促進で感謝状 みやざき木づかい県民会議

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▲写真は会合、感謝状贈呈式の模様

 本県林業及び木材産業の活性化や県産材の利用促進に向けた活動を展開する「みやざき木づかい県民会議」(河野俊嗣会長=宮崎県知事)は、8月6日に宮崎市内で平成30年度の総会を開催した。県産材利用や普及・啓発に功績のあった5者に感謝状を贈ったほか、平成29年度の取組実績、平成30年度の取組内容を確認した。

 同会議は、木材の良さや利用に対する県民の理解を深めるとともに、県産材の地産地消の取り組みを官民一体で進めるため、国や県、市町村、関係団体、企業等で組織するもの。建設関連では、宮崎県建設業協会や宮崎県建築協会、宮崎県建築業協会、宮崎県建築士会、宮崎県建築士事務所協会、宮崎県森林土木協会等が参加する。

 挨拶に立った河野会長は、スギ素材生産量日本一の本県に於いて、県内各地の公共及び民間建築物等で施設の木質化が進むとともに、木の暖かさや良さを子ども達に伝える木育活動が活発に展開されていることを紹介。これらの取り組みや活動が賑わいの創出や地域活性化に繋がることを強調した上で、更なる拡がりに期待を込めた。

 感謝状贈呈式では、県産材利用に関して特に功績があった▽小林市庁舎▽小林市地域・観光交流センター▽都城市立図書館▽宮崎銀行日向支店▽宮崎銀行都城北支店―の5件、県産材普及・啓発に貢献した都城地区木材青壮年会と宮崎大学教育学部の藤本嘉安教授に河野会長から感謝状が贈られ、代表者が事例発表を行った。

 小林市管財課の担当者は、新たに建設した議会棟が全国的にも例の少ない木造3階建であるほか、市有林のスギやヒノキを地元で製材し、地元の業者が施工した地産地消の建物であることを紹介。都城地区木材青壮年会の担当者は、地元のイベント等で木工教室を開催するなど、木育活動に継続的に取り組んでいることを説明した。

 議事では、平成29年度の取組実績や平成30年度の取組内容を事務局が報告。会全体の事業として、木育を推進するための情報収集や情報発信、講演会及び木育カフェの開催、木育サポーターの育成、木工イロハ教室、高校生を対象とした木育事業や木材産業見学ツアーの実施のほか、木材関連の補助事業を継続することを確認した。

 会議ではこのほか、各機関や団体、企業に於ける平成30年度の取組計画も確認。宮崎県建築士会は木材の良さを生かしたバス停整備に対する協力、宮崎県建築業協会は各地での木工教室の開催、宮崎県建築協会は会員企業がそれぞれの事業で木材を積極的に活用していくことなどを示した。