宮崎県営繕課は7月25日、条件付一般競争により「県営馬越団地5号棟建設主体工事」の入札を執行。その結果、丸宮建設が2億7030万円で落札した。RC造4階建延べ1156m2の5号棟のほか、駐輪場(アルミ造平家建4m2×3棟)やゴミ置場(木造平屋建4m2)に係る建築工事及び外構工事を施工する。工期は300日間。
住宅に困窮する低額所得者の居住の安定を図るため、県では良質な住宅ストックを形成するとともに、少子高齢社会に対応する住宅の整備を年次的かつ計画的に実施。その一環として、経年劣化が進む県営馬越団地の敷地内に於いて、老朽化が進む既存団地を建て替えるにあたり、最終棟と位置付ける5号棟を建設する。
入札の参加業者は、丸宮建設、桑原建設、日興建設、増田工務店、坂下組、あなぶき加賀城建設、はやま建設、大日建設、志多組、下森建装、上田工業、坂口建設、竹井建設、桜木組の14者。予定価格は2億9749万6000円、調査基準価格は2億6777万5643円、失格基準価格2億5287万1600円だった(金額は税抜)。
同日にはこのほか、5号棟建設に係る設備工事の入札も執行。電気工事は九州電通建設が2491万円(税抜予定価格2751万3000円)、管工事は平原設備が3780万円(同4156万8000円)でそれぞれ落札した。