▲写真は挨拶する黒木社長、開始式、作業の模様
日向市の旭建設株式会社(黒木繁人代表取締役)は8月25日、社屋周辺の国道10号線沿いで「道路清掃奉仕活動」を実施した。毎年8月の道路ふれあい月間に合わせ、同社が取り組む「ボランティア・サポート・プログラム」の一環として行われたもの。
活動はことしで11年目を迎え、実施回数は合計32回を数える。同社の長年にわたる道路愛護の活動は高く評価され、昨年7月には平成29年度国土交通行政功労表彰の九州地方整備局長表彰[道路環境の保全美化功労団体]を受賞している。
開始式で黒木社長は「建設工事は一つの作品をつくることであり、その作品が汚れていると心許ない」と10年以上続けている活動の意義を強調。延岡河川国道事務所の今里英美副所長は、永年にわたる奉仕活動の実施に対して感謝の意を示した。
作業には、旭建設と旭開発、あくがれ蒸留所の社員のほか、延岡河川国道事務所の職員ら計35人が参加。作業手順や注意事項を確認した後、参加者一同は草刈鎌やビニール袋を手に取り、二つの班に分かれて作業を開始した。
日向市向江町から大王町までの約1.4㌔区間において、道路沿いの植え込みや歩道脇に生い茂った雑草の刈り取りやゴミ拾いに汗を流した。作業は2時間程度かけて行われ、終了後には周囲は見違えるようにスッキリとしていた。