日之影町が計画する道の駅青雲橋の建て替えによるリニューアルに関して、現在、施設整備に向けた実施設計が長田建築企画設計事務所で進められている。計画が順調に進んだ場合、９月頃にも本体工事の入札を行う予定であり、今年度内の整備完了を目指す。
新たに建設する施設の規模は、木造一部鉄骨造２階建延べ９８６m2。施設内には、施設管理者事務所、特産品等の売り場、地元産の食材を活用したレストラン、農産品直売コーナーなどのほか、日之影町観光協会事務所の配置を予定する。
建設場所は現在の道の駅敷地内の南側を計画。新施設の工事期間中も既存施設で営業を継続するため、これから行う造成工事で敷地を拡張し、駐車場を確保する考えでいる。新施設の完成後には既存施設は解体する見通し。
長田建築企画設計事務所が担当した基本設計が今年３月に完了したことを受け、５月９日に同社と「道の駅青雲橋新築工事実施設計及び監理委託業務」を随意契約で締結した。税込の契約金額は１７７９万８４００円。期間は３１年３月２９日までを予定する。
今後のスケジュールに関して、同社が進める実施設計の完了後、９月にも新施設の建築主体工事や各種設備工事、造成工事の入札を行う予定でいる。計画が順調に進めば、今年度内の施設整備完了を目指す。