▲写真は開始式、作業の模様
宮崎県防水工事業協同組合(平木泰英理事長)は8月29日、宮崎市立清武小学校及び加納中学校で平成30年度の「公共建物の防水に係る奉仕活動」を行った。作業には組合員や準組合員、賛助会員から多数の職員が参加。午前中から半日かけて、災害発生時に地域の避難場所となる学校施設の清掃作業に汗を流した。
「地域社会に融和し、愛される組合」を目指し、宮崎県防水工事業協同組合は各地で地域貢献活動を展開。平成22年には宮崎市と公的施設及び避難所等の応急止水措置等に係る防災協定を締結している。これらの取り組みを一層推進するため、毎年、災害時の避難場所となる公共施設の清掃・点検作業を実施している。
作業当日、清武小で行われた開始式で平木理事長は「日頃の業務で培った私達の技術を十分に発揮し、防災拠点等になる公共施設の品質・安全向上に努めていきたい」と挨拶。組合顧問を務める宮崎市議会の一ノ瀨良尚議長は「市当局も皆さんの活動を喜んでいる」と述べ、組合の更なる発展に尽力していく考えを示した。
開始式終了後、参加者は各校に別れて作業を開始。側溝に堆積した土砂の除去や草むしり、落ち葉の清掃、学校正門や正面玄関を中心とした外壁の洗浄、非常階段等の洗浄等に汗を流した。参加者一同は互いに協力しながら、慣れた手つきで黙々と作業を進め、終了後には校内は見違える様に綺麗になった。
宮崎市教育委員会学校施設課の大住昇課長は、学校生活を送る子ども達の安全・安心の確保や快適な学習環境の構築、施設の長寿命化を図る上で、防水工事業が果たす役割が重要であることを強調。一方で、清武小学校の奥野忠之校長は「プロの皆さんにボランティアで清掃をしていただきとてもありがたい」と話した。
奉仕活動の参加企業は次のとおり(順不同)=▽アイワ工業▽エイエフ工業▽三愛工業▽三紘▽新和工業▽スイケン▽圖師防水▽タイヨー▽ヒダカシーリング▽双葉工業▽宮崎シーリング▽ムトウ工業▽ファステム▽エフ・ティ・エス▽スギタ▽ニシイ▽福田商事▽エヌケイマテリアル。