宮崎市は8月20日、公募型プロポーザル方式で請負候補者を特定する「平成30年度路面下空洞調査業務委託」を告示した。宮崎市中心部に於いて大規模な陥没を未然に防ぐため、事前に陥没箇所を見つけることが目的。履行期間は契約日から平成31年2月28日まで。税込の提案限度額を1000万円と設定する。
調査対象範囲は、宮崎市中心部の延長33.7㎞。路面下空洞探査車(車載型地中レーダ)を用いて、走行しながら連続的にレーダデータ及び探査位置情報データを取得してデータ解析・整理を実施。抽出された異常個所の空洞の有無や厚み、発生深度、舗装構成等をスコープ調査で確認し、それらの結果を報告書としてまとめる。
参加要件は、宮崎市の競争入札参加資格者名簿に於いて「建設コンサルタント」に登載されている者で、平成25年度以降に国や地方公共団体等で同種及び類似業務の実績があること。同種業務は路面下空洞探査車を用いた路面下(供用道路)空洞調査業務、類似業務は地中レーダー探査による道路・河川・海岸等の空洞調査業務とする。
事業者の選定スケジュールは、▽参加申込・質問の締切日=8月31日▽参加資格結果通知日=9月4日▽質問に対する回答日=9月4日▽提案書等の提出締切日=9月14日▽プレゼンテーション=9月20日▽審査結果通知=10月上旬▽契約締結=10月下旬―を予定するが、事務の都合等により変更する場合もある。
プロポーザルの実施要領や仕様書、様式等は宮崎市のホームページからダウンロードできる。事務局は宮崎市役所建設部道路維持課(〒880-8505宮崎市橘通西1丁目1番1号第2庁舎6階、電話0985-21-1802、FAX0985-21-1575、メール25douro@city.miyazaki.miyazaki.jp)。